
被害にあわれました皆様にはお見舞い申し上げます。
幸いここ仙台は雪は降るものの さほどではなく、雪かきで腰が少々怪しいですが(笑)何とか元気に過ごせております。
そんなこんなしてる間に今日は「立春」ですね。
よく新茶の時期(五月二日あたり)に八十八夜と言いますが、これはこの立春から数えますよ♪
カレンダーには「冬の陰気に閉ざされた万物に、春の陽気が立ち初めるという意味で立春という」と載っています。ちょっと春というには寒いですが、なるせ園からはプチ春の香りをお届けします。
「静7132」という煎茶のご紹介です♪
お茶は「多殖生植物(他品種の茶の花粉でなければ受精しにくい)」なので、通常は挿し木によって繁殖させます。が、この「静7132」は静岡県茶業試験場で「やぶきた」の実生(みしょう)から選抜され育成された品種で、牧之原の源間茂夫氏の元で栽培されたシングルオリジン(単一農園の茶葉)で作られた深蒸し煎茶です。
クマリンという桜葉にも含まれる成分を含有しており、お茶を一口飲んでいただくと喉から鼻にす~っと桜葉の香りが抜けていくのが分かります。ひと足早く春を感じます(^^♪
勿論丁寧な栽培によって旨味を多く含んだこのお茶は、他の上級煎茶同様に湯冷まししてゆっくり淹れていただくのがお勧めです。
湯冷ましといっても難しく考えることはありません。急須にお湯を入れる前に湯飲みなどに注ぎ、そのお湯を急須に入れるだけでいつものお茶の味もグンと違ってきます。どうぞお試しくださいませ。
また、このお茶と主に玉露や碾茶用品種で有名な「あさつゆ」を掛け合わせた「つゆひかり」の上級煎茶も入荷しました。やぶきた→静7132→つゆひかりと三代にわたる味の違いを感じていただくのもおすすめです。こちらのセットは残り僅かです。いずれも数量が限定されておりますので、お早めにお求めください。
